選抜

駄句を抜くだけでだいぶ印象がかわる。

 

 

0312 

北比良の白峰や背には波の声

 

0313

桜から灰降る街を酔い歩き

 

0314

ツバメおり陽がしずむ幣舞橋や

 

0316

どん底にやさしく乾いた眼差しよ

 これが愛だよカウリスマキよ

 

0318

菜の花が見える車窓に春を知る

 

0320

花を待つ雨を聴きつつ夏想う

  

0324

北向きの窓に漏れ入る春の日よ

  

0326

春日暮れ川面さざめく橋げたに

 列車轟く絶えることなく

 

次は、季語を具体的にしていくこと。

観察を微細にして、そのうえで、大きなものと重ねていくこと。

 

そして、おもしろく、詠むこと。