今日はただの日記

東京2回目の休演日。

朝に昨夜の芝居の後片付けと反省会をした後はオフ。

井の頭線に乗って渋谷へ。

twitter上でひょんなことから盛り上がった人形劇の企画のために打ち合わせ・顔合わせ。

5年ぶりくらいの方と初めての方と。渋谷ジャンジャンのあったカフェミヤマにて。

色々興味深い話を沢山。これがいい感じに膨らむかはかなり自分次第かな。

形になるかどうかはまた別の話で、駆動し始めるかどうかは、ということ。

アイデアをわかりやすい形でまとめて提示するいい訓練になるかも。

もう少し先の話だけれどもがんばってみたい。いろいろ妄想していってみよう。

 

5、6年ぶりくらいに渋谷の町をぶらぶらする。

やっぱりはげしい街だよなー。広告すごい。

少しお金使い気味なので安い牛丼屋を探す。そういう場所はちゃんと覚えている。

この路地に確か松屋あったよなーと行くと確かにある。

でもその向かいにバーガーキングを発見し、本を読みたかったのでそちらに入る。

 

東京はいる前くらいにディケンズ「二都物語」が読了し、今はスタンダール「パルムの僧院」を読んでいる。いま上巻の半分過ぎたところくらい。おもしろい。読む前に予想してた雰囲気とだいぶ違う(こんなことばっかり言ってるな)。もっとロマン主義っぽいものを想像していたけど、主人公がどん臭い感じでかなり滑稽な趣き。と思っていたら成長してすこし賢くなってきていてはてさてどうなるといったいま。

ディケンズ「二都物語」もだいぶ突っ込みどころの多い小説だったけど、今、こういった近代小説を沢山読み漁りたい感じ。

 

帰って連歌の続きを二句だけつぐ。

 

吹きぬける 風に波打つ 碧の田

蒸気かき分け 自転車駆ける

金色の 木々の煌き 双子山

雲くっきりと 鯨燻らす

計画は ケミカル模様 蹴り上げる

コカ・コーラの瓶 転ぶ虚無僧

五月雨を 逆さにみたら さしすせそ

真下の空に 四月が笑う

山月に 棚引く雲や 虎の声

南洋赴く 汽船の煙

カロリンの ヤップから来た 女の子

家族を想い 北へと旅立つ

砂浜に 干された海鼠よ 白昼夢

丸木舟乗り ウォレス線跨ぐ

 

流れ上、ウォレスのことについて調べていたら、とても面白い。

「マレー諸島」かなり読んでみたくなった。古本屋で見つけたら買っちゃうな。

飛び火して、大陸移動説のことなど色々読み漁る。こういうところが連歌おもしろいとこ。

結果、疲れた。頭がぼーっとしてる。

もっとやらなきゃなこと沢山あった気がするがそんな休演日。続き進まなくてすまぬ。

今日はもう夜じゃ。

東京公演ラスト3日間、がんばる。